昔の資料を見ていると、7〜8年前に参加した◯◯療法の東京での勉強会のことを思い出しました。
費用は、毎月(10回)の参加で25万円。その勉強会には一回参加しただけでした。今思うと勿体無いことをしたとつくづく思います(お金が)…

なぜ参加を辞めたか

講習会には、全国から100人ほどの参加者がいました。一回目の講座内容は「骨盤(腰椎・仙骨・仙腸関節)」がテーマでした。実技をしながら説明していく中で、参加者の一人が「腰痛で辛い」と言うので講習会の先生が施術したのですが一向に良くならず、焦っていました。私は少し離れたところから見ていましたが、腰痛の原因は骨盤が原因ではなく「脚の問題」であることが手に取るように分かりました。

講師の先生は腰椎と仙骨の施術ばかりしているので、つい出しゃばって私が施術をしてしまいました。5分足らずで症状が良くなり、会場もしらけムード。私もその場に居にくくなり、午後の部は参加せずに帰りました。

私はこの経験で思ったことは、プロの方に教えるには、相当勉強しておかなければならないということです。

この講習会をきっかけに今も深く交流する方ができました。腰痛を起こしていた先生です。座骨神経痛だと思っていたのが足の「腓骨と脛骨の関係」それに足首の「踵骨と距骨の関係」もうひとつは「大転子の歪み」が原因だとわかり、これをきっかけに足のことを深く勉強する良い機会になったと、とても感謝してくれました。今でも良き友人の一人です。

勉強会は今も開催しているようです。脚=足のことも取り入れてくれているでしょうか。

「木を見て森を見ず」ということわざがあります。一本一本の木を見ているつもりになっているが、森の姿が目に入っていない、細かいところばかり見て、全体像を少しも掴んでないという意味です。

まさしくこの言葉がぴったりの勉強会でした。