最近「先生の弟子にしてください」という申し出が2名の方からありました。二人の年齢はAさん30代後半、Bさん40代前半の方です。

この方との電話のやりとりです。

私  「今、仕事は?」
Aさん 「していません」
私  「なぜ無職なのですか?」
Aさん 「リストラに遭いました」
私  「弟子とはどういうことですか?」
Aさん 「先生のところで手伝い(働き)ながら、施術を教えて欲しい」
私   「給料をお支払いして、無料で教えるんですか?」
Aさん 「そのようにしていただければ・・・」
私  「うちは弟子制度はしていません。整体は講座代金をいただいて指導をしていますが。」
「うちは他と違い講習料は1/3の料金ですよ。貯金はないのですか?」
Aさん 「貯金はほとんどありません」
私  「お金がなかったら、整体を覚えて自分の店を持つときどうするのですか?」
Aさん 「働きながらお金を貯めます」
私  「どうしても整体の仕事をしたいのであれば、まず仕事をしてお金を貯めて、講座を受講してください」

以前はこのような方も優しく接していたのですが、今ははっきり厳しいことを言います。
どうも女性に比べ男性は甘い考えの方が多いように思えます。
甘い考えで整体を習って店を出しても、成功はありません。一生懸命頑張っている整体師でも成功するのは10%以下だと思います。
開店資金としてある程度の余裕もなければ、3ヶ月〜半年持ちません。この15年で失敗した方をたくさん見てきました。

整体師を目指すならば、しっかりとした目標を持って、計画的に取り組んでください。