今まで起立性調節障害はまだ少人数の方しか施術していませんが
この施術を通してある程度の原因をつかむことができました。
殆どの方が共通の問題を抱えています。
その問題とは、からだの歪みです。
特に頚椎(首)と頭蓋骨(側頭骨・後頭骨)です。
それに顎に問題を抱えている方もいます。
起立性調節障害には自律神経が大きく影響しています。
頚椎1・2番が歪むことによって、首を通っている神経や血管が圧迫され
神経伝達や血流が悪くなってしまいます。
そうなりますと頭圧(脳圧)もあがり、頭の中に余裕がなくなってしまい
自律神経のバランスが崩れてしまいます。
また、頭蓋骨が歪むことによって頭の中の脳脊髄液の循環がうまくいかなくなり
自律神経への影響が出てしまいます。
この病気になりますと、なかなか眠ることができなくなり、夜中まで起きていて
スマホやゲームなどをやっている方が殆どです。
そうするといつも下ばかり向いているので、さらに頭が硬くなってしまい
不調にますます拍車がかかってしまいます。
顎の変位は全員がなっている訳ではありませんので、今回は特に記載しませんが
顎の歪みからこの病気になる方もいます。