内くるぶしが無い方がけっこういらっしゃいます。
子供さんにも多く見られます。
まず自分のくるぶしに触れてみてください。
左右の足の内側と外側のくるぶしです。
両方がちゃんと出っ張っていますか?
ほとんどの方が外くるぶしの方が少し大きいと思いますが、両方とも出っ張っていれば大丈夫です。
でも中には内くるぶしがあまり目立たない、又はほとんど平らで内くるぶしが無い
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
内くるぶしが無いと言う方は足首の骨が歪んでいる可能性があります。
脛(すね)の下にある「距骨」が内側にズレています。
脛(すね)の大きな太い骨は脛骨、外側にある細い骨は腓骨(足のバランスを整える骨)です。
距骨は脛骨の下端である内くるぶしと、腓骨の下端である外くるぶしの間におさまっています。
距骨が正常な位置にあれば、内くるぶしも外くるぶしもちゃんと出っ張っています。
しかし距骨が内側にズレて内くるぶしのところまで飛び出してくると
内くるぶしが目立たなくなってしまうんです。
距骨が内側にズレる原因として一番大きいのが歩き方です。
外重心で足の指を使って歩いていないからです。
それと過去に捻挫したことがあったり、左右どちらかの足に体重をかける癖があるとかです。
たかが足首の小さな骨の異常とはいえ、足はからだの土台です。
特に腰や膝・股関節が悪い方にとっては足首の調整はとても大切です。
今まで多くの方の足をみてきて感じる事は
この距骨のズレで内くるぶしが無い方ほど、体調が悪かったり、
痛みで悩んでいる方が多いことに驚かされます。
自分でも触れてみてください。
脚や足の不調で悩んでいる方はご相談ください。