中耳炎は細菌が耳に入って起こる炎症です。
細菌で炎症が起こるのはその人の自然治癒力が何らかの原因で低下していると考えられます。
急性と慢性に分けられますが、急性の中耳炎の症状は耳痛・発熱・難聴・耳の閉塞感(つまった感じ)です。
急性中耳炎が3ヶ月以上治らない場合、慢性中耳炎と言われ
症状としては難聴と耳だれです。
中耳炎はよく「クセになる」と言われていますが、「クセになる」や「起こりやすい体質」というよりは
耳の構造が中耳炎を起こすと私は思っています。
今まで多くの子供さん(大人も)の頭蓋骨・顔面骨(顎関節)や頚椎に触れてきましたが
中耳炎を起こす方のほぼ100%の方が歪んでいます。
これらの歪みの中で特に歪んでいるのが、耳の上にある「側頭骨」それに「顎関節」です。
顎と側頭骨はつながっています。
歪んだ顎で食べ物を噛んでいると、その影響が側頭骨にあらわれ
耳の構造に変化が出て中耳炎を起こしやすくするのです。
子供さんの中耳炎は3~4回の施術で改善できますが、大人の方は7~8回くらいかかります。
頭蓋骨・顎関節・頚椎の調整をしていきますが、くいしばり(噛みしめ)のある方は
もうすこし回数がかかります。
定期的に施術していきますと、殆どの子供さんが改善していきますし
中耳炎が再発しなくなりますので、お悩みの方はご相談ください。