尻餅をついた後から頭が痛くなったり、首が痛くなったり
肩コリがひどくなったと言う方が来院されます。
その原因は尻餅をついて尾骨を打ったために、尾骨が歪んでしまったことです。
尾骨とはお尻にある尻尾が退化して短くなった骨のことです。
その尾骨と首の骨は一緒に動いています。
人間の尾骨は動物のようには動きませんが、微妙に動いています。
その尾骨を転んで打つと、少し歪みが出ます。
その歪みに合わせて首の骨も歪み、首が痛くなったり
肩コリがひどくなったり、頭痛がおきたりします。
私がよく言う「昔の古傷」です。
何年か前に尻餅をついたのが、今になってあらわれたりします。
私は症状によって「何か変だな」と思うと必ず
「以前、転んだことがありませんか?」と聞くようにしています。
もし尻餅をついたことがわかれば、尾骨から調整します。
そうすると、ほんとうに早く良くなります。
その他にも「昔の古傷」の中で多いのが捻挫です。
これは早く直さないと、いつまでも不調が続きます。
病院で治療を受けてもなかなか改善しませんので、整体にお出かけください。