肩甲骨の高さや位置が左右で違うことはよくありますが、
それは腕の捻じれや身体の歪み、頭蓋骨の歪みを意味します。
肩甲骨は頭の側頭骨と関係があり、肩甲骨に左右差がある場合、
側頭骨を修正することで、肩甲骨の位置が修正されます。
また肩甲骨は足とも関係が深く、足の歪みや捻じれが影響している場合もあります。
肩甲骨が歪むことによって筋肉の位置が偏り、腕にシビレなどの感覚異常なども現れることがあるので、
とても重要な部分です。
また背骨に歪みのある方や側弯症の方は、背骨の曲がりによって、肩甲骨が外側に押されます。
背骨が右に弯曲すると肩甲骨も右へ、左に弯曲すると肩甲骨も左に動きます。
身体の軸を保つ事と、肩甲骨を正しい位置に保つ事は同じことなんです。

肩甲骨を自分でゆるめるには、肩の後ろ回しをすることです。
まずは右側を30回くらい、そして左側を30回、片方づつやったら、
今度は両肩回しを30回くらい、これを毎日、朝・昼・晩やると相当ゆるみます。