自然食・自然療法研究家の東城百合子先生の著書『薬草の自然療法』という本を読んで
あらためてドクダミのすばらしさを知り、転載させていただきます。
ドクダミは「毒溜め」という名前の由来になった独特の異臭は強烈です。
しかし毒どころか、貝原益軒が十種の薬効があると言ったことから
十薬と呼ばれるようになったほどで、毒を溜めるのではなく、矯めて(改め直して)
毒下しをするという意味でしょう。
二千年以前から民間薬として使われてきたドクダミの歴史は古く、その効用は大きいのです。
毒下しや皮膚病の治療に広く愛用されてきたため、今も大抵の薬局にはおいてあります。
ドクダミは浄血・利尿・殺菌・毛細血管強化・止血などに役立ち
常用すると胃腸が丈夫になり、高血圧・動脈硬化・脳溢血の予防や治療に使っても有効です。