鎖骨は人体の中で左右対象となっている典型的な場所として捉えている方が多いのではないでしょうか。

鎖骨を良く観察してみると、左右対称であるように見えても、そうではない方が多いです。

事実先日来院された方(事務職)は、鎖骨のあたりと背中が苦しいと訴えていましたので、胸鎖関節触れてみたところ、左右で違っていました。色々な方法で施術をしましたが、一向に良くならず焦っていた時に思い出したのが、「手の対応点」。鎖骨が対応するところは、中指の付け根。手の平側の中指の付け根を刺激すると、違和感はとれたがまだスッキリしないとのことで、次に中指の第二関節の横紋のところをクルッと撫で、1~2分手を当てたところ、違和感も無くなったとのことでした。

彼女はとても不思議そう顔をして、何故手に触れたり撫でることで良くなったのですか?と聞いてきましたが、私自身も分かりませんと答えました。

 

手は体の縮図とも言われ、対応点が沢山あります。
勉強していくと、こんなところで体が直るのかという、面白い発見が沢山あります。

今後勉強会も開催する予定ですので、興味のある方は是非ご参加ください。