子供の頃、親などに「お前は寝相が悪い」などと言われ
寝相が悪いのはいけないことと思っている方が多いと思いますが
果して寝相が悪いことはいけないことなのでしょうか・・・
子供は寝相が悪く、布団から出てあちこちにいっています。
子供の不調は一晩寝ると、殆どが直ります。
それは夜中に動いて、自然にからだを自分で調整しているからです。
人間は寝ている時に動いて、関節や筋肉を調整しているのです。
ですから寝相が悪いのは歓迎すべきことです。
人間は夜寝ている間に、日中の仕事や勉強・運動などでたまった心身の疲れを
無意識的に自然に解きほぐし、からだの歪みを整えています。
ですから寝相が悪ければ悪いほど良い事なのです。
寝相が悪いということはそれだけ心身の疲れを調整する働きが活発的だということです。
乱れずに行儀よくキチンとまっすぐに寝ているのは
そういった働きが行われなくなっている状態です。
当院に来院されている方で「私はずっと同じ姿勢で寝ています」と自慢げにおっしゃる方がいますが
そう言う人に限って体調が悪い方ですね。
寝相が悪いのはいいこと・・・
皆さんはどうですか?
朝起きた時に布団やシーツは乱れていますか?
家族の方のはどうですか?
乱れがあるのは健康な証拠、特に子供さんの寝相が悪いのは当たり前です。
寝相やシーツ・布団などに乱れがない時はどこか悪いところがあるはずです。
何ひとつ乱れが無かったら要注意ですよ。
夜中に動くことは眠りながら健康になっているのですよ。