身体に良いと言われていることを一生懸命やって
体調管理に気を付ける事は素晴らしい事です。
ですが私はいつもからだに良い事ばかりして、果していいのだろうかと考えることがあります。
人間は不健康なこともしなければならないと思うこともあります。
それはなぜか・・・
それはいつも良い事ばかり求め続けていると、悪いことに対処する力が衰えてしまうからです。
例えば、大事に育てられた子供さんを見てみると、学校や社会に出て
他の人との関係に耐えきれない対人関係の問題を解決できない人間になる可能性があります。
他の人との程よい関係性を築くことができず、家に引きこもってしまうかもしれません。
からだの健康もそれと同じです。
少々のことではへこたれない「たくましさ」を身に着ける必要があります。
身体に良いことばかり選んで、悪いことを遠ざける行為は
自分自身のからだの力を訓練し、みがくチャンスをみすみす逃していることになります。
そうするとドンドン弱くなってしまいます。
からだに良い事をいろいろやって健康に生きることも必要ですが
からだに悪いことをやっても丈夫に生きている人の方がより健康なのかもしれません。
酒も夜更かしも、甘い物もどんどんとって、びくびくせずに悪いこともやるべきです。
そのことに罪悪感を持たなくてもいいと思います。
健康になりたければ、良い事も悪い事もやってみるべきです。